B-超音波装置による牛肉の肉質検査方法

牛用のB超音波は胎児の生死を正確に監視できます。牛用B-超音波は画像だけでなく心拍数グラフも表示できます。牛用の B 超音波検査は、組織損傷や放射線障害のない臨床診断方法です。

牛のBモード超音波による超音波画像診断は、高品質な肉牛の肥育に重要な役割を果たしています。以下は、牛の B モード超音波検査を使用して肉の品質を検出する方法です。
牛の超音波検出と画像処理方法
(1) 超音波画像診断法
① 肥育牛を自然に立った状態で、肩甲骨の尻端から肋骨に平行に約15cm幅で清掃します。
②牛B超音波装置専用の背側脂肪眼筋プローブを使用し、僧帽筋横断面後方から徐々にプローブを下げ、同時に第6～第7肋間にあたる位置にしっかりとプローブを装着します。 。
③ 再度、腰部周囲に超音波接触媒質を十分に当てながら、ゆっくりとプローブを上下に動かし、周囲の筋肉（頭半棘筋、腸肋筋）、肋骨、腰部の位置を撮影して確認します。
④ 鮮明な超音波画像が取得できたら、測定用に画像をフリーズして保存します。
(2) 画像処理方法
① 一般牛用B超音波装置は独自の測定ソフトを搭載しています。
牛用B型超音波装置の活用により、肥育牛の選抜・繁殖を促進するとともに、超音波画像診断装置を活用した生物学的肉質診断技術の普及と牛肉ブランドの確立を図ることができます。